导演:伊藤正彦
明朝国家が組織した郷村制――里甲制は、催税と治安維持のほか、教化・紛争解決・儀礼・相互扶助・勧農にまでわたる中国史上最も総合的な統一的人民編成であり、郷村行政等に在野の読書人・有徳者層を起用すること、郷村社会レヴェルで租税・徭役台帳(「賦役黄冊」)を作成すること、複数人戸の共同就役等によって職役負担を軽減することなど、前代の郷村制にはない機能・特質をいくつも具えていた。それは、北宋後半以来の社会問題・地方行政課題――健訟・妄告の風潮と職役負担の矛盾――の解決を図る意義を有した。本書では、こうした人民編成を「里甲制体制」(江南の場合は「糧長・里甲制体制」)とよぶ。それは、どのような過程を経て形成されたのだろうか。本書は、主として南宋・元代の郷村における社会的結合=義役の結合原理と歴史的展開、里甲制体制を支える政治的イデオロギーの歴史的由来を探ることを通...(展开全部)